2014.11.1
ZEROへの道程 ーロッヂで待つクリスマスー
高校の卒業式
それまで色気付いて伸ばした髪を丸坊主に戻し出席した。
そして、卒業式のあとはグローブをもって直行した。。
そう、甲子園へ。
我々が夏負けたあとの新チームは秋の大会を勝ち進み、見事春のセンバツ甲子園
に出場を果たしていたからである。
(甲子園練習のお手伝いに行ったというわけ。)
ほんのわずか甲子園を満喫し、(グランドからの雰囲気は格別)
3月の末、野球部の召集日に合宿所に出向き、指定されたアパートへ荷物を運び入れた。
(当時明治大学はレギュラークラスしか合宿所に入れなかった。)
同部屋に住む事になったのは、あの名門松商学園の飯島サン。
小学生、中学生を通して同じチーム(リトルリーグ、シニアリーグ)に所属した
怖い「先輩」だったので、緊張しながらの引越であった。
当然敬語。(同級生なのに)
だが、飯島サンから
「今日から同級生なんだから敬語は使わなくていいかからな」
とのお許しを得て晴れて同級生となる事が出来た。
秋葉原へ行ってテレビを買い、ホームセンターでベッドを買い、電話の契約をして
ひと通り住めるようにはした。
テレビもなかった始めのころ、良く聴いたのが飯島サンの持っていた「ラジカセ」
から流れる、ユーミン。
いままで、音楽など尾崎亜美以外改めて聴いた事などなかった林君
ロッヂで待つクリスマス
の寂しげでハートウオーミングな曲を聴きながらホームシックになったっけ。
以来、松任谷由実の曲を聴きまくった大学4年間であった。
調布市柴崎2−44−4ニュー石井ハイツ101
大学生活がスタートした。