2014.11.5
ZEROへの道程 ー初体験ー
といっても、皆さんの期待しているような内容ではない。
大学入学=大人の世界へ入ったことで様々な初体験があった。
料理
アパート暮らしを初めて、さて困ったのが食事。
近くの定食屋さんにも通えるのだがなんといっても金がかかる。
で、意を決してサミット(近くのスーパー)で米を買い、野菜を買い、肉を買った。
生まれて初めて自分で食べるために作った料理は、肉野菜炒め。
うまかった。
腹ペコだったのと、自分で創ったせいもあるのだろう。
うまかった。
だが、元来面倒くさがりやで不器用なタチなのでその後料理のレパートリーが
広がったとはいえなかった。
まあ、味の素のクックドウーを全て制覇したくらいで、あとは飽きずに同じもの、
だいたい、クックドウのチンジャオロースー、スパゲティ、カレーのローテーション
だったような気がする。
なので、食事を作ってくれる人(おもに女子)がいると嬉しくて仕方なかった。
創った料理はあっという間にペロッと平らげていたので、「創りがいがあるわ」
と何人もの人から言われた。(サバ読みすぎ)
アルバイト
一風変わったアルバイトが多かった。
一番初めは野球の審判で、法曹界対抗野球大会 になぜか駆り出されて
弁護士 対 裁判官 みたいな試合の審判した。
普段はジャッジする人をジャッジしてたというわけだ。(日当5000円)
似たところでは、草野球の助っ人。
様々な大会に、身分を伏せて参加した。あまり打てなかったが。
バイト代はいろいろ、だいたい日当5000円だったが、たまには、浅草今半の
ステーキ食い放題、とかチームオーナーの銀座のクラブに招待など。
この、オーナー、まじめに白いスーツの胸ポケットに赤いバラをさしている
そっち系の人だった。
三振しておとしまえつけろ、、とは言われなかったが、野球好きなおじさんだった。
あるいは、オフコースのプロモーションビデオ撮影のバイト。
高校野球の優勝の瞬間の歓喜と三振に倒れた打者の悲嘆のドラマの撮影だ。
日当は、史上最高にうまかった四谷の高級焼肉店食い放題。
そのPVは好評だったらしく、のちにとある生命保険会社のコマーシャルに長く使われる
こととなった。
♪緑の〜 木々の中 あなたと〜 歩きたい♪
今見ても感動的だなあ。