2015.11.13
津軽行
エビス、シードル、日本酒、赤ワイン、白ワイン、熟睡。
新青森、津軽新城、鶴ケ坂、大釈迦、浪岡、北常磐、川部、撫牛子、
そして弘前。
こんなことでもなければ一生津軽にはこなかっただろう。
(こんなこと、は内緒)
知らない土地に来たら、走るに限る。
特に、最近モチベーションがゼロに近いマラソン熱を少しでも上げていかないと
来春の長野マラソンなど完走できない。
で、翌早朝弘前城を目指して走った。
桜の大木が紅葉の葉を落とし始めている広大な城内を走ると、曳家工事で奥に
移動している天守閣が見える。
中略
夜の懇親会は津軽三味線の店へ。
生で演奏を聴くのは始めてであったが、キャリア5年、6年、10年
そして日本チャンピオンまでを聞き比べてみると、なるほどテクニックの違い
がよくわかった。
こうして生で聞いてみると、その音色は魂の奥底に響いてくるようで日本人としての
DNAを揺さぶられる感じがした。
DNAも揺さぶられたが、アイデンティティーも揺さぶられてしまった。
(なぜかほうかぶりをしながら聞く曲があったため)
滞在中、どんよりとした雲や雨かと思えば、虹がでて光が差し込むといった
まさに冬が始まろうとしている津軽平野であった。
仕事中、遠くにみた八甲田山もこれから厳冬期に入り人を寄せつけないことだろう。
帝国陸海軍好きの私としては、八甲田山へ赴き、青森第5連隊雪中行軍遭難の
慰霊を行わなければならない。
春に来ようかなあ。
(一応ちゃんと仕事はしました)