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2016.10.1

ZEROへの道程 二月十四日

林宏道23歳

カルカッタでいきなり詐欺られたインドの放浪も一路南へ下り

アラビア海に沈む夕日をみて、北上

バンガロール →ハイダラーバードへと進み旅は中盤へ。

特にエピソードはないが、当時の日記など

 

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二月十四日 (水) 夢のまた夢

 

二月十四日といえばバレンタインデーだな。オレがアメリカにいたらどうだったん

だろう。多分いろんな人からもらええたろう。そしたら今までで一番もうかった

バレンタインデーということになるだろう。

 

珍しくすいている映画館があったので入った。言葉はわからなくとも観ている方が

恥ずかしくなってしまう映画だった。だが観客はおかしいところでは声を出して

笑い、口笛をピューピュー、楽しい鑑賞の仕方だ。日本にはこれがない。スクリーン

と観客席の間に溝があるもの。二時間を越す大作だった。

あとは州庁舎をみて公園でぼうっとしていた。

ふとこうして時間をかけて旅しているのより、サンフランシスコの三日間のほうが

ずっと楽しかったし意味があったのではないかと思った。楽しくないのに旅行して

意味があるのか、感動しなくで意味があるのか。でももうどうしようもない。

若いうちにこうして長期間旅行ができることはもうない。

だから中国もソ連もイランもヨーロッパの田舎も、もう夢のまた夢になってしまった

のだ。

でもこれはおかしい。働いていて一ヶ月の休みもとれないなんておかしい。働くため

に一生くらすようなものだ。

だからオレがもし社長になったら、社員にいかに仕事時間をへらさして余暇をふやさ

せるかを考えていきたい。別に会社は安定していれば成長しなくてもよいではないか。

 

列車は拍子抜けするほどすいていた。といってもちょうど満員なのだがね。

隣の子どもはかわいい。寝台は一番上でよかった。天井が近くてうっとおしいが、

やはりこれだけのスペースを独占できるというのはうれしい。

最近悲観的になっているのは日本語を喋っていないせいかもしれない。

南米でもそういう時期があったもの、まあいいか。

あしたはハイダラーバード。

ここも期待外れにならないといいが、やっぱり住んでいるのはインド人だからなあ。

 

今日は 11.25ルピー

18日計 1800.80(100.04ルピー/day)

映画 3.7 パイナップル2 軽食2 オレンジ3.5

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注;社長になっての抱負は23歳の若造の思慮が浅い考え。成長を放棄した時点で、

下降線をたどることを知らない無知な青年でした。

はいだら

イスラムのまち ハイダラーバード

現在はインドIT産業を代表する街だが当時はそんなかけらもない。