2017.01.16
感想文 海賊とよばれた男(映画版)
土日は冬らしい雪となった。
土曜日はそれでもまだ降りが激しいわけではなかったので、城山公園(旧市営球場)
を1時間20分ほど走った。
(マラソンモチベーションが若干盛り上がっている)
私のほかにもこの状態で走るバカが何人もいるらしく、午後にはすでに雪が踏み固め
られて道ができていたので走りやすかった。
で、早々にランニングが終わったので映画館へ直行した。
原作のある映画は、できるだけ原作を読んでから観るようにしている。
原作の文章からのイメージが勝手に固定されないようにするためと、ストーリーや
その背景をしっかりと掴んだほうがより映画を楽しめると思うから。
で、映画 「海賊とよばれた男」はとてもよくできていて面白かった。
特にVFX(視覚効果)が素晴らしく、あたかも巨大タンカーの上にいるような、
極寒の満州にいるような映像がとてもリアルに映し出されていて、物語の説得力が
増しているようであった。
あらためて国岡鐡造の生き様や店員(社員のことをこう呼ぶ)の頑張りが日本を支え
てくれたのだなあと頭の下がる思いであった。
おかげで、帰宅したとたん「どうしたのその眼、腫れあがって」といわれるほど何度も
涙することとなった。
昭和の時代はよかったなあ、という郷愁の涙であった。