2019.03.8
感想文 ー昭和史ー
52歳の小目標 その5
昭和史(半藤一利)を二月末日までに読了する
一日遅れではあったが、読了したので感想文を。
細かいところはともかく、概ねの内容(歴史)の認識は持っていたので
まあ、復習できたというところだった。
あらためて「昭和史」を読んでみると、もうすこし的確に題名をつけるとする
と、「昭和政治史」だろうと思う。
昭和の初めから戦争へと突き進む政治指導者(政治家、軍人)たちが
いつ、どこで、どういう成り行きで間違ったか、、、を端的に指摘する
内容であった。
時代の流れとはいえ、とてつもなく間違った方向だったなあ、と思う。
が、過ちを反省するだけでは、昭和を振り返ることにはならないのだとも
思う。
日本人のいいところでもある、「欠点の矯正」
いいところではあるが、そればかりに目を向けていると自分の国や民族
に対する誇りまで失ってしまう気がする。
まちがった進んでいながらも、戦後こうして復興できたのは、なにかいい
ところがあったに違いない。
そうでなければ、日本など本土決戦に敗れて、米国と英国と中国とソ連に
領土を分割されてしまってもよかったのだろうから。
反省もするけれど誇りも忘れない
そこをしっかりと持てるように昭和を理解しておきたいものだ。