2019.08.30
ギャラリー1908
夏である(夏が終わってしまう)
この時期にしか飾れないプールの絵の登場である
そして、新たに飾られることになった一枚がある
ぱっと見、抽象画のような二つの色が目に入ってくる
もう少し見ると、夕餉れ時の河川敷を犬を連れて散歩する人が見えてくる
一日の仕事を終えるとき、尖った神経をほぐしたくなる絵だ
作者は 守口爽和 さん
永いことおつきあいのある、小柳産業の元専務さんだ
大学時代から落語研究会に所属し、その傍ら絵も描き続けていたようで
どこぞの先生に師事したわけでもなく、独学で学んだ(本人曰く好き勝手
に描いていた?)その画風は多彩だ
お年からいって、我々業界が認知されていない大変な時代を、社長と二人
三脚で歩んで来たのだろう
と並行して、自分の好きなことにも没頭してきた楽しい人生である
(まだまとめをするお年ではないが)
自分にはできないであろう、楽しい人生の生き方だ
少しはあやかれるように絵を眺めることとしよう