EQUAL ZERO BLOG社長ブログ

2023.09.28

JUDO の行く末

地味にアジア大会が行われている(そう思っているのは林くんだけか)

まあ、どうせ中国が金メダルととりまくる地元の大会だろう、くらいにしか思って

いないので見ていない

が、チャンネルを回して(回すというのも死語か)みると柔道の試合をやっていたの

で見てみたわけだが、これがつまらない

 

柔道は、「柔能く剛を制す」でガッチリと組みあい、鮮やかな一本を狙う武道で

あったものが、東京オリンピックで世界的な競技に発展してJUDOとなった

 

武道から競技になったことによって、一本、技あり、有効、効果など細かいポイント制

となり、ポイント狙いの小技かけだったり、相手をと組み合わなかったりと、およそ柔道

とはかけ離れた競技となってきた

それではまずいというとこになったのだろう

東京五輪からは一本、と技ありのみのポイント制になった

 

までは良かったのだが、やたらと「反則」が多くなった

組み合わないなどの消極性を排除するためのものらしいが、これが不可解判定の温床の

ような気がする

 

少し試合が停滞すると、すぐに両者が分けられ反則が言い渡される

とおもったら、試合が始まると指導が取り消しとなる

などなど、主審の主観で判断しているせいか、何だがよくわからないうちに反則が

積み重なり3回で負け、という事になる

 

なんとも審判団のドタバタ感が際立つのである

 

観ていて、技の掛け合いより反則を取られやしまいか、の心配の方が大きくなって

結果、競技の醍醐味を損ねているような気がしてならない

 

このままでは人気の低下=競技人口の減少につながりかねないので、またルール変更

ということになるのだろう

どの競技団体も自身の生き残りをかけて試行錯誤していかなければならない

 

Archive