令和五癸卯年

今年は、「再」　だっただろう

コロナが２→５類になったころから、

マスクの下に隠れていた人の顔が再び現れ、

しばらく休んでいた飲み会が再び始まり、

甲子園やプロ野球、スポーツの場面に再び声援が戻り、

当たり前の日常が訪れはじめた

でも、どこか、コロナ前の日常とは違う気がしてならない

村上春樹の小説「1Q84」の世界のように、どこかが違う

おそらく、コロナだけが世界を変えたわけではなく、ここ数年の「変わったな」と

思う感覚（価値観ともいう）が折り重なって来ていたところに、コロナでまとまり、

大きなうねりとなってきたのかもしれない

働き方改革、ハラスメント対策、コンプライアンス意識、性差問題、勝利至上主義から

の脱皮、、、

企業人としては、これら価値観の変化を的確に捉え、外れることのない言動を心がけ

なければならない

そして、一人のオジサンとしては、体はもちろん精神も若くはないことを自覚して

日々減っていく日々を、「ていねいに」生きていくことを心がけていきたい

言いたいことが、うまく言葉に乗らないが、これもまた老化の一つだろう

了