2025.07.31
読書感想文 大谷崎
死ぬ予定日を決めるにあたって、「自分は谷崎潤一郎の生まれ変わり」
と決めつけるくらい運命的なものを感じているのに、今まで感想文を
書いてこなかった。
(読んでない?)
いや実際には
陰翳礼讃 から始まって
刺青 痴人の愛 卍 蓼食う虫 春琴抄 鍵 瘋癲老人日記
と読んできた
しかし
大谷崎
と呼ばれるだけあって、その多彩な文体や芸術的背景や物語
の巧みさ、広がりなどがあまりにも深すぎる。
が、いつまでたってもわかりきるなどできやしないだろうから、
感想文もちょいちょい書いて行き、自分の思考のまとめをして
行きたい
まずは、大谷崎との運命を感じざるを得なかった
鍵
からかな。