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2011.05.9

10年

みすず工業は15年経てば良い会社になっている。

 

野恵(私の長女) は普通の女の子になって割と普通の人生をあゆむ。。。。

などなど

いま思い出しても、晩年の父はいろんな未来に対して、預言者のごとく言葉を発する

事が多かった。

 

何を根拠にそんな事が言えるのだろうか、、と思いつつ、その言葉の通りになった事

もあり、いつしかその 「予言」 に耳を傾けることが多くなった。

 

父が死んでから今日でちょうど10年になる。

10年ひと昔というが、時代の流れが早い現代でいうと 「ふた昔」 のような感じ

がする。

つまりみすず工業においては2度時代が変わったという気がする。

 

一度目は、父の代わりに社長になりながらも、自分の考えで経営をしていなかった

2001年から2006年まで

の時代から、自分の決断において自分の考えで経営を始めた2007年からの転換期

そして、二度目は2008年リーマンショック以降、昨年あたりから感じている、世の中

全体の変わりめ、それが大震災によって決定的となるかも知れないこれからの時代で

ある。

 

この日本において、ますます会社経営の舵取りが難しくなってきている気がする。

もっともそのように感じるのは、会社が目指さなければならない目的の一つである、

「利益」 の追求をしようとすると、経営の舵取りが難しくなる、、、とも言える。

 

ので、これからの日本では、経営の目的の中において、利益の追求は外せないものの、

ますます小さな目的をせざるを得ないのではなかろうか。

 

そんな時代が動いているこの10年間、みすず工業はどうだったろうか。

 

10年前のみすず工業と比べると確実に進歩している事は間違いない。(父のまいた種

がようやく発芽してきた)

 

だから

10年たって、「こんな会社になりました」  「社員は立派に成長しました」

と胸を張って父に見てもらいたいと思う。(社長はまだこんな感じですけどとも。。。)

 

そして、あともう一歩、もうひと段階ステップアップをして父の予言を的中させたい。

 

この10年間、私はその 「予言」に上手に魔法をかけられたように自分の道を歩んで

きた気がするし、

予言が当たるような気がしてならないのである。