2008.12.10
この季節のもらいもの
以前より断然少なくなったが、お歳暮の宅配便そして来年のカレンダーに手帳の類いが会社に届く。
以前はわが社からも お歳暮を配りまくっていたが、5年ほど前からその数を極端に絞り、地元へのごあいさつに持って行く程度にしている。
感謝の気持ちを割り引くつもりではないが、お歳暮でお客様の気を引くよりは日頃より必要とされる会社になるために足を運ぶことのほうがよっぽどお客様のためでもあり会社のためにもなるからだ。
みすず工業ではカレンダーの代わりにデスクマットを配っているが、これも年々需要が減ってきているような気がするのでゴミにならないように必要数だけを配布するように心がけている。
また、私はもともとカレンダーを家に貼るという習慣がないせいか (せいぜい毎日の体重記録用の卓上カレンダーがあるくらい)、大量のカレンダーを頂くとまず 「もったいない」 という気持ちでいっぱいになってしまう。
そんな中ではあるが、新作の手帳が登場した。
ユニバーサルノート
この手の業界に携わる友人がかねてより温めていた構想を実現して売り出した手帳だ。
青いマス目の用紙だけのシンプルなノートだが、それだけに、いかようにも使える、使い手の力量が問われるノートに仕上がっていると思う。
マス目のノートは、 モールスキンや TO DOに使っているロディアのメモ帳など、使い勝手がよく気に入っていたところだ。
紙質や装丁にもこだわりがあり、ぜひ多くの人に使っていただきたい上質なノートである。
また、友人の新たなビジネスを応援したい気持ちでいっぱいでもある。
ユニバーサルノートだけはその他大勢のビジネスノートとは違う逸品に育って欲しい。
この青いマス目を見ているとまだ何も方向が指ししめられていない、真っさらな座標軸に見えてくる。
この先どのような道を進むのか。。。
この座標軸に自らの考えや未来のみすず工業を描いていきたい。