2009.05.19
一次選考その3
人に会って話を聞いているだけでもパワーを使うものだ。
本日は3グループに分けて面接を行った。
今回ももう少しその人の人間性に踏み込んで話を聞いてみたい人がいて大いに収穫があった。
また、面接中、工場見学の合間などちょっとした時間に学生から学ぶことも多い。
今回も夜桜ならぬ 「夜桃 (よもも?) 」 という言葉を教わった。
冗談はともかく、就職活動がどのようにして行われているかを知るという意味において学生たちとの話は大変勉強になった。
面接を終えると、先日の面接者を合わせて2次選考に進む人の選定に入った。
人事担当課長、常務の意見を聞き、もう少し話を聞いてみたい人の候補を挙げていった。
そうするとやはり人数が多くなってしまう。
そこで思い切って絞りこんでみたが、結局予定の人数より多く2次選考に来てもらうこととなった。
残念ながら選考に漏れてしまった人には、みすず工業を志望してくれたことに感謝したい。
面接に来てくれたどの人もいいところはあるし、自分を活かせる仕事は必ずあると思う。
ただ、みすず工業が今、求めているのは 「草野球のピッチャー」 だ。
本当は外野手で足を生かせばいい戦力になる、とか
内野で守備の要だったら最高、
という選び方はしていない。
草野球は、ピッチャーがしっかりしていなくては始まらない。
選手が足りなかったら外野もやるしピッチャーもやるしでチームを盛り上げていく人材が必要である。
だから自分の特徴を生かしつつも他者を理解したり、会社全体のことを理解し、考えながら仕事をしていける「可能性」 をもった人に来てもらいたいと思っている。
あと一回、1時間ほどの対面でその判断をしなくてはならない。
大変だが大切な仕事だ。