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2009.06.16

先生の気持ち

少し反則だが、違うところで書いていた過去の名作ブログライブラリー (昨年夏から)を少々。

自分が子どもの頃なりたかった職業は
  1)画家
  2)オーケストラの指揮者
である。
画家は何となく絵を描くのが好きで、展覧会でも入選などしたことがあるから
オーケストラの指揮者は小学生のころ、給食の時間になると校内にクラシックの楽曲が流れることがよくあり、スピーカーから流れる音楽に大げさに身振り手振りで指揮をしてクラスの笑いを取るのが高じてほんとに指揮をしてみたいと思ったから。

無論かなうことのない夢だった。
長じてカミサンに聞いたことがある。  もし自分が今の社長以外の職業につくとしたら?
カミサンいわく 「あなたは人に何か教えるのとかうまそうだから、学校の先生かな」 と。

本日、高校2年生70名を相手に先生のようなことをしてきた。
長野県が主催する 「未来塾ながの」 高校生のための郷土から学ぶキャリア教育プログラム
の講師を依頼された。

先生役は何度かしたことがある。
小、中、高とやってみたがそれぞれに難しい。
年齢が低くなればなるほど素直に話しを聞いてくれるが、子どもたちが理解できる言葉使いをしなくてはならない。
「産業廃棄物の中間処理」 などど言ってもチンプンカンプンである。
一方高校生になると大人言葉でよいのであるが、自我があるせいか斜に構える傾向にあるので、つまらない話には全く反応すらしない。

本日は 企業人の夢と人生   夢への方程式

という大それたお題で、自分の経験から生かしてもらいたい考え方、夢を実現する方法として自分なりの考え方を話した。

隣同士で話をする者、机にひれ伏して徹底的に寝る者など予想通り。だんだん話しをする気力が萎えてきてしまうところをなんとか奮い立たせて1時間を話し終えた。

県内各地から慣れない仲間と集まり話を聞いているのでなかなか緊張が取れないのだろうが、どうもあの反応のなさには参った。
普段生徒を相手にしている先生はどれだけ大変なことだろう。

自分には先生はできないとわかった。

ということはやはり 「中小企業のオヤジ」 しか残されていないということだろうか。。。