2009.09.14
零戦をつくる
最近困った病気が再発している。
本屋でふと見かけた、デアゴスティーニの 週刊零戦をつくる
少し前に、零戦の詳細なモデルが欲しいな、などと思っていたところに、今回のモデルが登場したので、
一発で虜になってしまった。
零戦といえば我が国の技術が生んだ傑作のひとつである。
別に、モデルマニアでも、飛行機マニアでも、戦争マニアでもないのだが
人間の手から生み出される汗と技術の結晶のような 「モノ」
今となっては絶対に作れない 「モノ」
にある種信仰のようなあこがれをもってしまうのである。
(たとえば1940から60年代までの時計、1960年代のモルトウイスキーなども同じく信仰の対象)
同じく傑作の戦艦大和は、小学校のころ子どもが買うような安い価格ではなかったにも関わらず、一大決心して、
父に懇願して買ってもらっていたので、今回この機会を逃す手はない。
(父にお願して物を買ってもらったのはこの一度きり)
しかしである、私はとんでもないほど不器用で飽き性だ。
この零戦を作る シリーズは毎週一回機体のパーツが発刊されていき、完成するには100号の発刊、つまり2年の歳月をかけてコツコツと作り上げることになる。
たぶん途中でいやになるだろうと思い、カミサンに 「作ってくれないかな」
と聞いてみたものの、 「あんた なに ○ ○ なこと言ってんの」
と一蹴されてしまった。
冷静に考えればやめておいたほうがいいに決まっている。
が、ほしいものはどうしても欲しい、これは 「物欲病」 という私の持病である。
だれか零戦を作ってくれないだろうか。
(零戦 も知らないかな。。。)