2009.10.22
選ぶ人
長野市はいま選挙期間中である。
4年間の任期満了にともない、長野市長選挙がおこなわれている。
今回は現職1名と新人2名の立候補。
現職は3期目を目指しているが、過去2回の選挙と違い、楽な選挙ではないようだ。
3者それぞれに強みがあり、それだけ有権者の関心も高いので、大勢の人が投票に行くと予想される。
(それでも50%くらいの投票率だろうか)
選挙というのは本当に難しいと思う。
立候補する人は、自分が何をしたいのか公約として掲げ(マニフェスト)、どんな長野市にしたいのかを訴えるのだが、
その訴え方も千差万別、うまい下手もあるからだ。
自分の気持ちや政策を上手に相手に伝えるに越したことはない、いや伝えなければいけない。
しかしそのように上手にPRしたひとが本当に最適な人かといえばそうでもないと私は思う。
知名度の高いスポーツ選手やタレントが票を集めやすいのがそのいい例。(もちろんまともな政治家も多いが)
見た目の印象で投票する人は多いのである。
だから、われわれは誰が本当に良いのか、、、いったん自分の頭の中で 「考えて」 投票すべきである。
そうでなければ、この国はテレビ選挙、マスコミ選挙、つまり知名度や世論に左右された偏った政治の国になってしまうだろう。
選ぶ人は慎重に、責任をもって、と言いたい。