2009.12.30
思う人
ワインにはビンテージというものがある。(○○年産というやつ)
その年の天候などにより同じ畑のブドウでも出来が違い、グレートビンテージといわれる、
とびきりうまいワインができる年もあれば、平凡な年もあったり、さまざまである。
人間43年も生きていると、自分のビンテージがはっきり分かってくるようになる。
たいがいの年は、実は終わってしまえばそう印象に残らないのであるが、ごく稀にグレートビンテージとして心に刻まれている年がある。
1984年 高校3年の、熱く燃えた夏の甲子園予選の年
1989年 LA⇔NY アメリカ横断 車の旅、南米一人旅の冒険少年の年
1996年 青年会議所(JC)地元での全国大会に奔走した年
2001年 親父の死んだ年
2006年 JC最後の年
それぞれの年が、自らの日記を振り返るでもなく鮮明な、「記憶」 というよりは、心や体に 「感覚」 として残っているのである。
そこで、今年だが
2009年 最悪の経済の年
として刻まれるかどうかはまだ分からない。
何年か経って、そういえば大変だったな、、という程度の年になるかもしれないし、やはり最悪だった、、となるのかもしれない。それは3年後くらいの林君のブログに期待したいところである。
あるいは
2010年 一年で挽回の年
となるかもしれない。
今年の一年を振り返るとどのような年だったのだろう、、、
大変だったことには間違いはないが、かといって悲観していたかといえば、そんなことはなかった。
こんなときでなければ経験できなかったことができたし、会社としてもあながちマイナス面ばかりではなかったと、
強がりではなく思えるからだ。
そして、社員と過ごす時間が楽しかった一年だった。
今年最後の 【COSMOS】 で思ったことを書いてみた。