この年末の気ぜわしい時期になってようやくあいさつ回りを終えた。

夏休みの宿題を最後の日にまとめてやるタイプの人間としては、計画だてて早めに何かをするというクセがなかなかつかないので困っている。

クセというのは意識してそうなるものではないのかもしれない。

自分ができないのが分かっているからこそ、私は計画を大事にしている。

毎年の事業計画（経営計画）を時間をかけて考え、部門ごとの実行計画においては具体的かつ実効性のある計画を考えてもらい、まさに計画を練り上げていくのである。

さて、土地を借りている地主さんのところに年末のあいさつに行った。

あいさつにいくといつもお茶をいただき、干し柿、てっぽう漬、煮豆、、、とひととおり供応を受けて、一時間ほどは話をしてくる。

そして、おいとまするころにはすっかり腹が膨れてしまうが、帰りがけには自分の家で採れた農作物を段ボールで持っていけという。

今回は、蜜があまり入らなかったけれど味は変わらずおいしいリンゴと

形は悪いが松代のより味がコワい長いもをいただいてきた。

皆で分けたので、社員へ家へのちょっとしたお土産となった。