2010.01.20
墜落
日本航空が墜ちた。
映画、沈まぬ太陽 の話はやはり事実にかなり近い話しであったのだろうか。
沈まぬ太陽 ではまるで、ドラマ用に書かれたシナリオのように、主人公に対する嫌がらせや、
汚職にまみれた幹部の堕落が描かれていたのだが、これが事実に近いとすると、、、
やはり、墜ちるべくして墜ちてしまったのだろう。
自分なりに考えると、日本航空は、自立および自律していなかったのだろうと思う。
自立
つまり、親方日の丸(という言葉も死語になるのだろうな)、国の後ろ盾があるため、自ら努力して経営を健全化するという強い、心の底から湧き出るような意志を、組織風土として持てなかったのではないか。
自律
そのような寄りかかり体質が風土としてあったおかげで、自分たちが稼いだお金を大事にする、という意識がいつのまにか薄らいで、ともすると無駄遣いや、正しくない事(悪いこと)に使われるのを自ら止められなかったのではないか。
企業というものは、いや企業に限らず大人の生き方は
誰に頼ることなく、自分の頭で考えて
自分のことは自分で律して
大変だけど、正しいこと(善いこと)をやりぬく
これしかないのではないだろうか。
自立と自律
自分にも言い聞かせる言葉である。