2010.03.12
ブルガリア人来たる
英語は「勉強」して話すものではなく、「度胸」で話すものである。
自分で作った格言としてはとてもよくできていると自画自賛している。
娘の新体操クラブがブルガリアから臨時コーチを招へいした。
昨年の世界選手権三重大会でブルガリアナショナルチームが長野県の伊那で合宿をした縁で実現したもので、当時団体の代表選手として出場した、
エレオノーレ・ケチャフさんが来日した。(みんな似た顔をしているがおそらく右から3番目)
長野には4,5日ほどの滞在予定でホームステイをすることとなり、家の人が英語出来るうちで来てもらいたい人を募ったら、娘が勝手に手をあげてきて、昨日から我が家に2泊することになった。
普段はブルガリア語らしいが、そこはやはりヨーロッパ人で、英語は日常生活で普通に話せるらしい。
が、こっちはその英語が話せない。
昔々は日常生活くらいは片言ではなせたが20年も経ってしまえば単語が出てこない。
ましてや度胸がないときているから始末がわるい。
なんとかカミサンが話してくれたがすごい選手であることがわかった。
12歳でジュニアナショナルチーム入りして、14歳でシドニーオリンピック代表となり、
そして2004年アテネオリンピック団体で銅メダルを獲得した超エリート選手だ。
そもそも、体型が同じ人間とは思えないほど違い、身長174cmなのに187cmの私と腰の位置が同じであり、
体型維持によほど努力をしているのかと思えば、ダイエットなどしたことがないという。
あまりにもすごすぎて子どもたちは何を学ぶのだろうと思ってしまうが、思い出としては最高のものになるのだろう。
とはいっても、娘も息子も私もそろってシャイなので、カミサン一人でしゃべって頑張ったが、彼女ももさほど話す方ではなく大変静かなディナーとなった。
いくら度胸がなくても話しかけてあげればよかったな、と思いつつ今夜は飲みに出て皆が寝静まったころに、こっそり帰ろうと画策している。
意気地がないなあ。