2010.07.16
伯父を送る一日
丸一日をかけて伯父を送った。
朝8時納棺
いよいよ別れのときで悲しみが大きくなる。
最近は病院から浴衣ではなく、スーツを着せて自宅まで帰ってこられるので、あとは旅支度となる。
手甲、脚絆と例の△のあれを額に添える。最近は流行らないのかと思ったがお決まりのようだ。
自分の葬儀のときには△だけはやめてもらいたい。格好悪いから。(遺言)
出棺
近所の人に見送られて出発
火葬
祖母の時以来30年ぶり位に大峰火葬場にきた。
在る人によると長野の施設は老朽化が進み、焼き具合が余りよろしく無いらしいが、
1時間ほどで白い骨だけが残った。
告別式
故人は引退後年数がたち、息子二人も首都圏在住となり参列者の少ない静かな葬儀だった。
逆に親しい親族だけに見送られたといってもいい。
お斎(おとき)
こちらもこじんまりと親族で行った。
伯父さんがいれば、お盃だのお肴という儀式があったのだろうが、それもなく静かに食事をした。
お寺参り
浄土真宗の立派な寺にお礼に上がる。
うちの曹洞宗の寺の質素な造りに見慣れていると、豪華絢爛である。
あと拭き
伯父の家に戻り、あと拭き?
いつからあと拭きと言うようになったのか。もともとあったのか知らないが、最近その言葉を覚えた。
親戚一同に食事や酒を振る舞い、労をねぎらった。
これでひと段落。
身内を送るのは結構大変である。
今年はあとひとつかふたつありそうな予感がする。