2010.08.3
産廃夏休み親子体験教室 2010
ついにこの日がやってきたか、、という感想だ。
長野県産業廃棄物協会がこの教室を始めたのは10年をはるかに超える前である。
小学校4年生で環境、ごみについて勉強を始める子どもたちに 「サンパイってなに?」 を体験してもらおうということで始めた教室で、当初は結婚はしていたものの子どもがいなかった私は、
いつか自分の子どもがこの教室に参加してお父さんの会社を見てくれる日が来るのだろうな
とおぼろげながらに思っていた。
実は3年前には上の娘が教室に参加してそれが現実になったのだが、今回は息子が参加することになった。
そして私も 親として初めて参加して、
排出事業者の信光工業さんと、中間処理のみすず工業さんと、最終処分の飯山陸送さん
を見学させてもらった。
帰宅して息子に 「面白かった?」 尋ねると 「面白かった」 とは言うものの、
感想文の原稿用紙に向かうと一向に文章が進まない。
やはりちょっと難しすぎたかなと思いつつ、
少しでも父の仕事に興味を持ってくれたらな、と期待を寄せてしまうのであった。
おそらく私の父もそんな目でわが息子を見守り続けていたのだろう。
私はそんなことはこれっぽっちも感じずに、いや感じていたけれどそれを否定し続けてしまった。
しかし親になってみると親の気持ちが良くわかる。
それでは遅いのだけれども。
彼は不思議な液体の向こうに何を見ているのだろうか。。