2010.10.12
負け癖
不思議だ。怒りを通り超えて可笑しくなるほど不思議だ。
結果から潔くいうと30kmの関門をクリアできず途中棄権。
結局トレーニング不足&調整失敗という単純な結論なのだが、不思議だ。
8月6日にトレーニングを再開して以来、暑かったり疲労がたまってきたりしながらも走り続けてきて、
そんな練習の日々を含めて、本番の新潟シティマラソンが、群を抜いて絶不調だった。
前日までの雨も上がり、青空がでて風もない絶好の天気。
日焼けしすぎて皮膚がんになりはしないかという位、浅黒くそばかすだらけの有森裕子さんに
見送られてスタートを切った。(キレイだったけど)
最初はリラックスを心がけて無理にペースを上げず体なりに行く作戦。
最初の1kmを6分04秒、それから5分40秒、5分52秒 良かったのはここまで。
4km過ぎから再び6分台に戻り、あとは明らかにスピードが上がらない状態で、ずるずるとペースが
落ちる一方であった。
最後は歩くような状態で25km地点を通過、あとは歩いた。
30km地点の関門には3分及ばず。
それにしても不思議だ。
いくら練習不足といってもそれなりに走ってきたし、調整不足といっても20km過ぎに失速するのならわかる。
それがまさか4km過ぎから脚が動かなくなるとは、、、
嬬恋キャベツマラソン、北信州ハーフマラソン、小布施見にマラソンと惨敗を続けてきた
「負け癖」 が体に染みついてしまっているのだろうか。
それと、リラックスしすぎて戦う脳みそになっていなかったのか。
筋肉は脳みそが動かしているのだから、散歩気分でこの過酷なレースに出てもダメなのかもしれない。
そしてやはり今回もここで粘らなければ、という場面で踏ん張れなかった。
いろいろ考えてみて思うのは、私は脳みそ的にも身体的にもマラソンには不向きな人間なのだろうということ。
やっても無駄な努力なんだから止めればいいのに、、ともう一人の林君がささやく。