2010.10.14
大学の講義
20数年ぶりに階段教室に入り、大学の講義を受けた。
講義を受けながら、 「これは大変なことになった」 と頭を抱えることとなった。
なぜならば、来月11月10日に信州大学経済学部の社会科学特別講義 で講義をしなけらばならなくなったからだ。
長野県経営者協会がコーディネートして、県内の社長さんたちが経営について語るという企画で、
私にも声がかかったので、自分の勉強のつもりでやってみることにした。
それで、そのような雰囲気なのか、偵察のつもりで昨日の第1回講義 株式会社日本機材の春日社長の話しを聴きに行った。
時間ぎりぎりに階段教室に入ってみると、前から後ろまで空いている席が無いほどぎっしり埋まっている。
自分の学生時代の事を思い出し、席は疎らでそこかしこで友人と私語を交わしていて、聴く態度になっていない風景を思い浮かべてきただけに、真逆の雰囲気にまずビビった。
学生たちは真剣にこの講義を聴こうとしている、その真剣さが教室内に満ちていた。
そこで春日社長の講義である。
この内容も素晴らしかった。37歳という若さでありながら既に大社長の風格すら漂う人である。
その経営に対する熱意や、話のベースにある知識の奥深さに圧倒されるばかりであった。
春日社長はすごい。久しぶりに 「この人にはかなわないなあ」 という人を見た。
と同時に、自分は社長として何をやっているのだろうか、、、と頭を抱えた。。。
さて、自分の出番である。
果たして学生の為になる話しができるのであろうか。。。
今更言葉を着飾ってもダメだ。
自分のやってきたこと、やっていることを自分の言葉で話すのみ。
しかし、自分は社長として何をやっているのだろう。。。