2010.11.6
タイ王国 疾走編
タイ王国の朝は早い。
到着翌日、朝6時にホテル近くのルンビニ公園へ行ってみるとすでに大勢の人がいた。
ウオーキングする人、ジョギングする人、太極拳の団体、棒で体操する団体、扇子で踊る団体、、、、
みなそれぞれのスタイルで体を動かしている。
タイもランニングブームなのだろうか、公園内には100mごとに距離表示がしてあり、いくつかの池の周りを一回りすると2.5kmになる。
そこをだれよりも早く、日本代表のつもりで4周とちょっと、11km疾走した。
3日目は出発が早く走れなかったが、4日目は先程ランニングを終えてホテルへ戻ってきた。
今日はバンコクの街中を走ろうと出発した。
バンコクは日本と違い、街中の歩道が狭く、また舗装がでこぼこで下を向いて気をつけていないとすぐに脚をくじいてしまいそうになる。
また、人が集まる場所には必ず所狭しと歩道に屋台が並ぶので車道にでなくてはならない。
が、車道はバイクと車の天国であり、人間など何とも思わず飛ばしてくるので人間の方で気を使ってよけないといけない事になっているらしい。
やはり走りずらかったのでルンビニ公園へ向かった。
ちょうど公園に入ったときに警官が笛を吹いているので何事かと思ったら、公園内の人が静止画像のようにピタリと動きを止めているではないか。
私も一人だけ動いているのもなんなので止まってみると、タイ王国国歌(たぶん)がスピーカーから流れ始めた。
なるほど国歌に敬意を払うのは良い習慣だと思いつつ、終了すると再び警官が笛を吹き、再生ボタンを押したがごとく皆が動き始めた。
仕上げに2周ほど公園内を走り、計16km本日のランニングを終了した。
おそらくこの先二度とバンコクでは走らないだろうが、私のGARMIN(GPSつき時計)はこのRUNをGoogleマップ上に記録したであろう。
これがあるから出張先でのランニングは止められない。