2011.06.20
ご紹介をいただきました
林でございます。
松下君、サトミさん、結婚おめでとうございます。
こうして、松下君をみると、そのベビーフェイスから、結婚なんてまだまだ先の事かと思っていましたが、結婚の報告を受けて改めて歳を確認したところ、31歳ということでいつの間にか責任ある大人に成長したんだな、と感慨深い物がありました。
それもそのはずで、松下君が当社に入社してから既に7年の月日がたっています。
みすず工業環境の仕事というのは、ひと言で言って「長野市の家庭ごみの回収」であります。
こう言ってしまうと、なにかとても簡単な仕事のように思えてしまいますが、みさなん、長野市にはごみの回収ステーションが何か所くらいあるかご存じでしょうか?
長野市には現在9000か所を越えるステーションがあり、これを5社が組合を創り分担をしていますので、当社も1800か所余りを担当しています。
このステーションを、今日は可燃物明日は資源物、、、と決められたエリアを、決められたルートで、一つの取り残しもなく、時間内に回収する、、、こういうことを毎日繰り返しています。
これは、1800か所のステーション全てが頭の中に入っていないとできない仕事で、半年や一年ぐらいでは到底覚えられるものではありません。
松下君は当社に入社して7年ですから、会社の中堅どころとして、この1800か所をしっかりと頭に入れて日々みんなを引っ張っていただいている仕事をしているということを、まずご紹介させていただきます。
さて、結婚式の前に松下君に取材したところによりますと、お二人は当社に入る一年ほどまえから付き合い始めたということですから、既に8年が経とうとしているところであります。
きっかけは、本日お招きいただいている当社の広瀬君と松下君、サトミさんが同級生と言うことで卒業後一緒に会ったのということでありまして、また松下君が当社に入社したのも、先に入社した広瀬君からのさそいであったということですから、お二人にとって広瀬君は、見た目ちょっとごついですが、恋のキューピットであると言えますので、どうか広瀬君を大事にしてやってください。
それで、付き合って8年ということですからまず疑問に思ったのは、よくそんなに長続きしたな、、ということで、これを素直に松下君に聞いてみたところ、こう答えてくれました。
「けんかしたことがないです、というよりケンカにならないんです」 ということで、よほど相性バッチリのお二人なのだなと思いました。
しかし、ここにいらっしゃる諸先輩方は経験済みのように、結婚生活は決して楽しいことばかりではありません。
私からお二人に伝えたいことは、お二人に降りかかる全ての事を二人で受け止めて分かち合ってください、ということです。
楽しいことも、哀しいことも、辛いこともすべて二人で分かち合ってください。そうすると不思議なもので楽しいことは二倍になるし、哀しいことは半分になります。それが夫婦の良いところだと思います。
みすず工業環境には 三感の心 という社是があります。最後にこれを紹介させていただきます。
感謝 信頼は感謝の心から生れる
感激 感激はベストを尽くした人に味わえる人生の宝
感動 人も会社も感動する人によって創られる
これを毎日の朝礼で社員全員で唱和してから仕事を始めています。
この社是は創業者である私の父が、当社の社員にこのような三つの心をもって、それぞれの人生を送ってもらいたいという思いを込めて作った言葉です。
今日ここに、あたらしいスタートを切るお二人には、三つ目の 感動 の「会社」を「家庭」と替えて、はなむけの言葉としたいと思います。
感動 人も家庭も感動する人によって創られる
本日は誠におめでとうございました。