2011.06.21
臨時同級会
昼は社員の結婚披露宴で飲んで、夜の部は臨時同級会で飲んだ。
前回の同級会 以来2年ぶりの臨時同級会に出席した。
臨時とはつまり、急遽招集がかかったわけで、なぜ急遽集まったかと言うと、
クラスの一人が市議会議員選挙にでる意向を固めたからということ。
とても安定していて、そっとしていればある程度約束されている職場を辞めて、奥さまを 「ワンチャンスだけで良いからくれ」 とくどき落として決意したとのことである。
「地域から日本を変えていきたい」 そういう高い志を持ち活動を開始している彼なのだが、そんな彼に対し同級生の意見は手厳しい。
地場にしっかりと根を張っている そば職人 などは、現実を懇懇と説いて熱く語った。
「政治理念や理想もいいけど、市会議員はもっと生活に密着したところ、隣の家との境界線でもめているんだが、先生なんとかしてくんねえかい、、とか萬相談見たいなことがいっぱいある。市長を支持している人のところへ行って、市長はいかがなものかなんて物の言い様をしたら絶対投票なんかしてくれない。時には裏表を使って行くことも大切、、、、今の話しを聞いていると、申し訳ないけど絶対に票は集まらない。」
うん、確かにその通り。
さすがは家業を継ぎはしたが本当だったら楽天の三木谷社長のような道を歩んでいてもおかしくない経歴
(一橋→三和銀行→そばや)の持ち主は言うことが的を得ている。
おそらく、立候補しようとしている彼は相反する選択をしなければならないのだろう。
自分の理想を貫き、自分が正しいと信じる政治の在り方を追い求めるのか
だが、、それは議員にならないと実現しないのだから、「票を貰えそうな選挙活動をする」
つまり、昔ながらの選挙活動を行って、ある意味自分の意に反することをあたかも自分の思いであるがごとく振る舞わなくてはいけない。
果たしてこれができるか。
あとは、私の知らないところで、私の同級生は会社に結構近づいて来ているのに驚いた。
(別に近づかれたいわけではないが)
10年以上も前の話だが、長野に帰ってくる際に当社に面接に来た人(始めて知った)
そして、今日小学校の社会科見学の打ち合わせにくる先生。
(しらばっくれて総務担当課長に電話してきたらしい)
ああ、コワい。
そう、こいのぼり職人の宣伝もしておかなければ。
伊勢宮こいのぼり お子様が生まれた方はどうぞ。