2011.09.16
幸せな結末
勇気のある女性だと思った。
普段は控えめで生真面目なそのたたずまいから、いい意味で線が細い人なのかなと思っていた。
まして、初めて当社に来た時は失礼ながら女性としてはこれからだな、、、などと値踏みをしていたものだ。
毎月の月次決算報告で支店を訪れる時には、担当の次長とともに良く話を聞いてもらい、そうこうするうちに結婚の話題などになっていて、結婚については結構冷静な(冷めた)目を持っているなあ、、などと思っていたのだが
要するに少しブルーな日々を過ごしていたのだった。
(全く気付かない私もまた人をどう観察しているのやら。)
そして先月の月次報告で逆に報告を受けて、次長とともにお祝いの席を設けた。
話を聞いてみると紆余曲折はあったようで、気持ちが揺らぐ日々が続いたけれども、
最後には自分の気持ちを勇気を持ってさらけ出し、
そしてその気持ちを受け止めてもらい、
二人は幸せな結末を迎えたのであった。
と、ここまでは聞き役だったつもりが、、、、
あとはなぜか私の話へと話題が移ってしまい、20年あまりの年月に亘る私の「身の上話」について、当時のセリフも交えて(そういうことは良く覚えている)語ってしまったのであった。
お二人にはらっちもない話を延々と聞かせてしまい、申し訳ないことをした。
(残業代を支払わなければいけないくらいだったな。それも深夜割り増しで。)
どうかお幸せに。
幸せはあなた方の中に存在しています。
決して外から与えられるものではないと私は思います。
人というのは苦悩を乗り越えると、強く、そして美しくなるものですね。