2011.11.7
放射線量計 その後
みすず工業環境株式会社 で導入した個人放射線量計 の経過報告。
この放射線計、長野市の焼却灰からごく微量の放射性セシウムが検出されていたので、灰の運搬をする運転手に携帯させてみたものである。
結果としては、おおよそ1日1マイクロシーベルト。
また、焼却灰の運搬をしないで普通の場所に放置しておいても1日あたり1マイクロシーベルトを積算する。
(この計測器は一定の期間でどれだけ放射線を受けたか、という積算計である)
つまり自然界となんら変わらないと見ていいのだろう。
で、最近話題となっている、集水マスはどうか、、、
ということで、会社の雨水が流れて集まる集水マスのなかにこの放射線計を吊るしておいてみた。
結果は 12日間で 89マイクロシーベルト
つまり、1日あたり 7マイクロシーベルト ということになる。
この値が異常を示すものなのかどうか、安直に判断することはできないが、確かに他よりも高い値となっている。
もっとも場所は、1年に1度も誰も近寄らない建物の裏の集水マスなので、なんら影響はないものとみられる。
日本は、放射能という見えない敵と永い付き合いをしなくてはいけなくなりそうだ。