2012.11.28
悪代官の悪行
ごく一部の人の読者のための 加賀の悪代官 シリーズ。
加賀の悪代官 を簡単に紹介すると、石川県産廃協会青年部に在籍している、昼間はよく働くが、酒を飲みある瞬間を過ぎると目つきが変わり悪態をつき始めるオヤジ という事になる。
さて、今回は同じ業界ということで「仕事」を持って我が社にやってきた。
もっとも仕事よりも目的は飲む事にあったと言えるが。
順調に仕事を終えて社長室でコーヒーを飲んでもらうと、何やら怪しげな包みを出してきた。
重かったのでこれは新社名祝いの何かかな、、と思いつつ箱を開けてみると、、、ガラス製の社名プレートではないか。
それも蛍光灯のガラスを再利用したもので、細かな気泡やわずかについた色味の暖かみが良い質感を醸し出している。
そこへイコールゼロのロゴと社名だ。
わたしは、贈り物をもらうのがあまり好きではない。
あまりにも物に対する執着が強いので自分の思い通りでないと気に入らないという厄介な質なのだが、今回ばかりはひと目で気に入ってしまった。
なかなかやるなこのオヤジ。
長野に来た目的は、実はこのプレートを渡すためだったのだという。参りました。
酒を呑む。
さて、このオヤジどこで悪代官に切り替わるのか、、
といっても最近はその悪行は翌日のブログで配信されてしまうのですっかり大人しくなってしまったのである。
で、私がトイレに立って戻ってくると、何やらおしぼりの上に氷が置いてある???
と思いきや手にしてびっくり。
ロゴキューブである。
こちらも当然蛍光灯のリサイクルガラス。
このロゴ、いつかは立体で作りたいと密かに思っていたのだが、先を越されてしまった。
二度びっくり。
相手の顔色をうかがいながら、サプライズを小出しにして人の心をもてあそぶなど、悪代官の悪行ここに極まれりだ。
しかし、この悪代官、、どこにこんなセンスがあったのだろう。。。
いや、
センスというよりは人の事を思う気持ちが強いからこそ人の気持ちをとらえる事が出来るのだろう。
しびれたね、ひさしぶりに。