最後の夏が始まった。

まずは、息子の中学　リトルシニアリーグ　夏季大会

負ければ終わり、というこの最後の大会

やはり今までの大会とは、全然違う雰囲気に覆い尽くされる大会である。

親の応援も気合いが入りまくるし、選手のぴりぴり感も最高潮になる。

初戦、力的には格下の相手だが、夏の大会それも慣れない初戦は力の差など

あまり関係なくなってしまうのだ。

で、その通りの展開になってしまった。

相手は、打者ごとに大きく守備位置を変えてきて、それが結構的確だったりして

相当こちらのチームを分析してきている。

苦手なコースに投げられるとどんな良い打者でも打てないものだ。

で０対０の重苦しい雰囲気で試合は進む。

相手のミスで１点

そして息子のタイムリーヒットで１点

２点を守りきり　２対０でようやく勝った

試合後、相手の選手は皆泣いている。

監督もコーチも、そして親たちも泣いている。

厳しい練習に耐え、死力の限りを尽くして戦って負ける

さぞかし悔しい事だろう。

でも負けから学ぶことは大きい。

一生懸命やればやるほど負けた時の悔しさも大きいのだが

人間が成長する上において、悔しい負けは「節」となって、その人を強くするのである。

真剣勝負で勝って喜び、負けて泣く

間違いなく彼らは　「今」　成長している。

親の身としては、緊迫した試合は、身体に悪いだけなのだが。。。

そして次の日曜日は正念場の３回戦、準々決勝だ

もう一本くらい、ここぞ　というところで打ってくれないかなあ。

その一本に価値がある。