2015.09.9
預言者
晩年の父は様々なことの結論を預言するクセがあった。
「今日の試合は 4対2で佐久高校の勝ちだな」
などと預言すると、実際にその通りになったりすることもあったりした。
(もちろん仕事のことの預言もあった)
死期が近づくとその傾向は強くなっていった。
自らが見たくても見られない未来のことをたくさん預言していった。
あたかも、自分の眼で遠い未来をみているかのごとく。
孫のこと、私のこと、、、、
そして会社のこと
15年
15年経ったら みすず工業 はいい会社になる。
最後に遺した預言であった。
あれから14年と半年。
みすず工業は イコールゼロは
真に いい会社 になれるのだろうか。
いや、なる
創業者 林 襄 の描いた夢を
社員とともに、確かに掴む。
今度は私が預言者だ。