2016.02.19
99A
出張でしばしば新幹線に乗る。
乗り込んで辺りを見回して、座席を向かい合わせにしたグループがいたりすると
いやーな予感がする。
そう、騒がしいことが多いから。
先日、東北遠征の際もそんなことがあった。
グループではないのだが、後ろの二人のビジネスマンが会話をしている。
普段ならそう気にもならなのだが、これが英語で会話をしているのだ。
一人が外人一人が日本人で、その会話が途切れることなくずーーーーーっと
続いている。
何を話しているのかチンプンカンプンなのだが、いささか大きめの音量で
特に、その日本人の流暢な話し声がなぜか気になった。
すると、私の隣のくたびれたサラリーマンが、振り向きざま東北弁で
「おまえ、さっきからなにでかい声でしゃべってんだあ?英語が出来るからって
自慢なのかあ、すこしだまってらんねえのか!!」
と怒り始めた。
私は心のなかで、そのオヤジに拍手喝さいを送った。
その二人組、外人のほうはチンプンカンプンなのだろうが、暫くの沈黙のあと
立ち去った。
やはり、電車のなかでのおしゃべりが気になるのは、私だけではなかった。
とくに英語でしゃべらないように注意しなくてはいけない?(しかし、なぜ日本人
の英語だけが気になったのだろう??)
なので、私は社員と一緒に出張するときも隣同士の席には座らない。
99A?
私の新幹線の指定席。9号車9番A席。
この席は私のものだと勝手に決めている。
( 9 は自分の運命番号なので)