2016.03.7
スプリングカンファレンス2016
善行産業廃棄廃棄物連合会青年部協議会全国部会長会議
つまり、スプリングカンファレンス2016が開催された。
2年に一度、沖縄と全国大会開催地で交互に行われるのが最近の例で今年は
プレ全国大会ということで、ほか移動東北ブロック協議会の主管で仙台で
行われた。
一見、写真ではなんだかわからないものである。
いつもは、会議室に集まり、議論となるスプリングカンファレンスだが、今回は
まず被災地の現状視察をおこなった。
で、仙台市の海岸沿い、閖上地区の慰霊碑を見上げている。
碑文は種のかたち、小山から伸びるモニュメントは新たな「芽」を表す。
芽のてっぺんは8.4m まさに見上げる高さだ。
この地に、この高さの津波が押し寄せたことを示したモニュメントである。
実際に来たことがわかっていても、どうなったら、この高さで津波が押し寄せるのか
理解できない高さの津波である。
次に、同じ仙台市の荒浜地区へ。
海岸近くの住宅街で根こそぎさらわれた地区である。
いまでも住宅の基礎部分がそこらじゅうに残っている。おそらく自宅から砂浜まで
数十秒という位置だ。
これもひとたまりもない。
どこの地区の海岸沿いでも、巨大な東北地区を縦断する「万里の長城」のような
堤防が建設されている。
この先一体どれだけの時間と労力が必要なのであろうか。。。
現場を見る
ということは何よりも説得力のある理解の仕方だと改めて思った。
復興への道は遠いと言わざるを得ない。