2016.07.4
ZEROへの道程 ーやられたー
一月二十八日 やられた
やられた。きょういのふんだくり。酒で失敗したろうか。
あいつの家へ行って布とか見せられてしつこいこと、しつこいこと。おまけにガイド
料とか言って、1時間30ルピーで11時間イコール330ルピーにプラス2000ルピーと
きた。それに訳がわからん布を100ドルで日本に持って帰させられた。何だかんだ正
当なことを言って、どうにもならないことろで、えらくふんだくられた。
信じたオレの完全なる負け。NOと言えないオレの負けだ。最初から買う気がなかった
ら値段など言ってはいかん。
もう一人のガイドやってくれた人は何も言わず、申し訳なさそうな顔をしていたが、
あの人には良心のかけらがありそうな気がした。
畜生、これだけの屈辱を受けた事は未だかつてない。
あのビールは殊の外きいた気がする。おれも酒で失敗するなんで大馬鹿野郎だ。
金輪際、大事な場面で絶対にのみすぎることはしまい。
ガイド 140ドル ガイド(宮殿)20ルピー
ぬの 100ドル どうぶつえん 3ルピー
飲み代 200ルピー
くい代 10ルピー
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1990年 23歳 当時の日記 原文まま
つまり、人のよさそうなジルさんが30ルピーで観光案内をしてくれるというので
散々連れまわされ、全くどこだかわからない彼の家で飲み食いをして、ゲロ吐くまで
酔っ払って、払うもの払わないと帰してくれない状態になった、ということ。
まあ、甘いですわ。
基本的にこの性質は今に至るまで変わることはないが。
人の言うこと鵜呑みにしてますよね、林くん。
大事な場面で酒飲みすぎてますよね、林くん。