2017.07.10
英語
齢50になって身に付けたかったなあと思う能力のひとつに外国語がある。
南米やインドを放浪しているときに、それらの国の人と触れ合う機会は山ほど
あった。
チリの青年とスペイン語辞書を片手に「仕事は嫌いだ」「女は好きだ」など
くだらないことを話しながらも気持ちが通じあえたことの嬉しさは貴重だった。
ので、旅の途中何度もスペイン語(南米)や英語(インド)ができたらいいのに
なあとつくづく思った。
もちろんアメリカで生活していたときも英語が必要だったし、その後ビジネスの
世界においては間違いなく「公用語」は英語である。
が、この英語。
英語を習得する能力が私には欠けている。おそらくマラソンの能力に欠けている
ことの次ぐらいに。
なぜならば、英語は度胸である。
多少の文法や発音など気にするよりも、自分の思ったことを身振り手振りで相手に
伝えていく。
これが英語上達への近道。
私の場合、日本語でさえ時と場合によってはしゃべれなくなってしまうのだから、
どれだけレッスンをして語彙や文法を身につけても、性格を変えないことには英語
を話せるようにはならないのである。
ということで、私は私で得意な分野はあるのだろうから、そこで勝負していくしか
ないかなと思う。
社長としてはだいぶ素質に欠けているとは思うけど。