2018.01.4
ZEROへの道程 ー取締役ー
辞令第604号
林 宏道
平成4年(1992年)11月21日付をもって 取締役 総務部副部長を命ずる
平成2年4月に入社して以来
最多事故記録を更新したドライバーから
やる気の見えない総務としてなんら実績のなかった矢先の辞令であった。
この時、同日に当時60人ほどだった社員の半数近くの24人に辞令が出るという
社内大改革が行われたのだった。
ことの発端は、、、
内容はさすがに言えないが、社長が何回も口にしたのが
「泣いて馬謖を切る」
であった。
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11月25日 大器バンセイ
急な用事ばかり沢山ある。
会社案内
社員ノート
給与計算
賞与計算
年末調整
創立記念
田中さんもこっちから声をかけないと動いてくれないからおくれないようにしよう。
会社案内はやっと満足のいくものができそうな気がしてきた。でもやっぱり企画の
段階からやりたかったというのが本音。
〇〇常務のいけないところといえば、自分の力をここまでだ、と決めつけているこ
とだ。(注;現在の常務ではない)
私は、やる気にはなっていないが無限の可能性があると信じている。まわりにつられ
ないでマイペースで行こうじゃないか。
大器は晩成す。
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取締役就任直後の日記 1992年平成4年
なんの実力もなしに取締役になってしまったものの、それを契機になど全然考えて
いない。
やる気になればできるんだ的な態度である。
会社が潰れるかもしれない大変な時期だったというのに。