2018.05.16
スクラップブック
すでに死語かもしれない、
とヤングのよね子さん(23歳)やオカちゃんに尋ねたところ、その何たるかはさす
がに知っていた。
(質の悪い紙に新聞記事などを貼るやつ。ただし実物は見たことがないという)
先日から会社の古い資料を整理していてスクラップブックにたどり着いた。
昭和48年 先代の林襄を紹介した記事である。
当時のみすず工業は創業5年で、長野市公衆トイレや家庭ゴミ収集を細々とやって
いた頃であった。
が、社長の林襄は会社の規模(業績も)とは関係なく「立志伝中の人物」的に
もてはやされていたらしく、よく取材も受けていたので残っている記事も多い。
その記事を読んでいると
「資源不足といいながら、資源の循環活用をだれも真剣に研究しない」
「いまに銀座も戸隠の山も同じ『日本都市』になる時代がくる。ゴミ処理の難しさ
は今とは比べものにならないぐらいになる」
など述べている。
今の時代を見通した先見の明といっていいだろう。
ただし、やりたいことが多すぎた林襄社長は、その後様々な事業に手を出し、かなり
回り道をすることとなったのである。
息子のわたしからすれば、それがわかっていたのならその道一本で進んでくれれば
今頃は、、、
などと思うのだが、アフターパーティーである。
いや、
資源循環、廃棄物の処理はこの先も人類が避けて通れない重要なテーマであり続ける
だろうから、まだ遅くはない。
さて、埋もれていたスクラップブックを披露することができのたので整理するとするか。