2023.05.25
伊那市の場合
息子が住んでいるから、と言うわけではないが伊那市は大したものだ
先の台風19号災害を教訓として、我が協会(長野県資源循環保全協会)は
災害廃棄物対策委員会を新設した(当事者として委員長になった)
ただ、マニュアルを作って完成、では実際の災害時に機能しないのは目に見えて
いるので、「役にたつ」準備をしたいと思って取り組んでいる
で、先日は協会が直接協定を結んでいる伊那市の関係者会議に出席した
マニュアルや協定を結んで、はい準備できました、ではなく常に話し合いをして
意識の上でも準備をしておく
これが大切
災害廃棄物対策委員長になり、県の担当の方と話をする機会も多くなってきて
わかったのは、市町村による温度差が激しいということ
・災害廃棄物対策は、市町村単位で行う(通常のゴミは広域連合対応なのに)
・だが、小さな町村では人手が足りなくて、担当者が掛け持ちとなる
・しかも、目の前の業務に追われて、災害対策どころではない
という現状だ
そこへ行くと、伊那市の意識と準備は高い
行ってみるとわかるが、市庁舎は天竜川と三峰川がぶつかるところにあり、近年も
氾濫しているというのだ
南信は災害が少ない
という安易なイメージを抱いていたが、そんなことはなかった
今は、長野県中、いや日本全国どこでも災害は起きる、それも定期的にというこことだ
さあ、どう準備するか