2024.02.28
TAMAZAWA 玉澤
一応、小中高大と野球をやっていた行きがかり上、物欲が強い性格上、
言っておかなければおかなければならない
玉澤 TAMAZAWAがつぶれてしまったとのことである。
野球用具には星の数ほどのメーカーがある
近年に至っては小規模独立系のグローブメーカーなどが林立している状況であるが、
われわれ野球人が使うグローブといえば、
ミズノ、ローリングス、ゼットが本筋と言えたのではないか。
林くんも、リトルリーグ(小学生)時代から、ミズノ(オールラウンダー)、
ローリングス(アウトフィールダー)、ミズノスペシャルオーダー(アウトフィールダー)
と使ってきた。
そして、どこの世界にも傍流がいるもので、中には
久保田スラッガー、イソノ、そして玉澤のグローブを使う奴もいた。
連中は少数派には違いないが、これらメーカーは、どこか玄人好みのする渋さが
あり、密かに気にはなっていたものだ。
そんな渋いメーカーの代表格でもあるTAMAZAWAが、消滅することになった理由は
様々なのだろうが、大きな要因は「日本人の野球離れ」だという。
時代の大きな流れには抗えないが、慣れ親しんだメーカーがなくなってしまうのは
ちょっと寂しい。
大手の資本力を背景にした大衆受けするメーカーだけではなく、個性ある小さな会社が
いてこそ世の中面白くなるのだけどなあ。
日本の企業全体に言えることだけど。