手術後三時間、ただじっとしているだけ

足首の痛みは全く無く、

それは良かったが、やはり脚の付け根は痛くて、だけど体が動かせない。

管に繋がれた泥酔状態で思った

アア、シュジュツッテ　イヤダナ

病気をしたりケガをすると、こんな状態になるのかな

死ぬ前にはこの状態をまた経験しなくてはいけないのかな

それでもやっぱり、手術をして助かりたいな、

シヌノハイヤダナ、、、、

どれくらい考えただろう、、、看護師さんがやってきて1時間経ったと。

あとにじかん、、、、

どうにも我慢ならんので、左脚を曲げ伸ばして多少動いてみる、、、

バイタルに時計を見つけて、老眼の眼でみると18時か19時か、、、わからん、

生死にかかると必死に眼を凝らすと19時らしい。（あと少し）

ようやく三時間が過ぎてバイタルを外し、松葉杖で歩いてみることに

ふらついてはいるが歩けたので、念願のカテーテルを外してもらい、夜中の

12時には点滴も外れ、これまた念願の寝返りも打てて、

安眠が訪れた

譫妄＝せんもう

全身麻酔が切れる時に起こるという、錯覚や幻覚により精神が興奮状態になって

、ときに暴れ出すひともいるという

そこまで極端ではなかったが、今までにない気分の落ち込み方をしたので、

一種の譫妄状態だったのかもしれない

つづく