2025.03.4
双子を送る
入社当初は、「双子」と言われないと、そうは見えなかった
顔も性格も、ついでに苗字も違ったからだ
お兄さん?の黒岩さんは余計なことを喋らず、コツコツと、
弟?の宮尾さんは社交的で、ガツガツと、
28年の長きにわたり、産廃回収部門のドライバーとして活躍された。
二人とも職業病とも言える腰を痛めながら、入社当時は過酷な現場もあった
だろうに、なんとかやり遂げていただいたことに感謝している。
黙々と働くその姿は、みすず工業/イコールゼロの看板だった。
最後の挨拶は二人で
思い出などを聞いてみたが、とにかくいい仲間に恵まれたということだった。
入社したてのころ、(給料がもらえるまでに時間差があるので)
「金ねえんだろ、おごってやるわ」と言われたことや、右も左もわからない
時に、色々と助けてもらったことがあったと。
当時といえば、一匹狼的な、今風だとクセツヨドライバーの集まりだった。
そのなかでもとびきり口の悪い「久保ヤン」がそんな気遣いをしてくれている
とは。(在職中に病気で亡くなったのは誠に惜しかった)
改めて二人、並んでみると歳をとって似てきたなあと
そして、入社も一緒、退職の日も一緒、何かと仲の良い兄弟なのだ。
しばらくはゆっくりするとのこと
引退するにはまだ早いので、ゆっくりと兄弟で相談しあいながら、第二の
人生を歩んでください
ありがとうございました