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2010.08.2

青年部総会2010

♪ あーあー ときおり雨の降るー 馬車道あたりてー  待っているー ♪  

傘が役に立たない暴風雨の馬車道を歩いていると、中村雅俊の 「恋人も濡れる街角」 が頭の中でぐるぐるとリピートしてしまう。

 

 

全国産業廃棄物連合会青年部協議会第11回通常総会  なる仰々しいものに、長野県の代表として参加してきた。

 

2010-07-29 15.44.55.jpg

場所は今年11月に全国大会がある横浜の開港記念会館。

横浜の開港50周年を記念して大正時代に建てられてた

重要文化財である。

 

会議の内容は、、、、

というと、まだ長野県部会長になった私はぴんとこない事が多いが、おおむねどこの総会でも同様事業報告と決算、そして事業計画と予算の審議を行った。

 

総会後の時間を利用して、環境省より若手の審議官が来て、環境ビジネスを伸ばしていく方策について、ぜひともご意見をいただきたい、、、と熱弁をふるった。

かれの言葉を聞いていると、この国の廃棄物ビジネスを真剣に確立していこうという気概を感じとることができて、環境省にもこんな熱い役人がいるのだなと感心した。

 

講演会では ケンジ・ステファン・スズキ氏のデンマークにおける環境活動の取り組みについて聴いた。

デンマークという国は福祉が充実している国で、学校の授業料というものが大学に至るまでないし、病院にはそもそも「会計」というシステムがないらしい。

(その代わりに消費税は25%であるが。)

 

エネルギー政策については1970年代の石油ショックで市民が立ち上がり、当時1.8%だったエネルギー自給率が今では100%を超えているEU唯一の国になった。

特に再生可能なエネルギー つまり風力であるとかバイオマスに力を入れてきたとのことである。

 

日本も同じとこができるかと言われればそれは無理であろうが、そういう国の仕組みづくりは羨ましく思えた。

日本人とデンマーク人では物事を考える上での価値観が根本から違うのだとも感じた。

 

始めての総会出席であったが、全国と同世代の同業者の顔を見ることができて 

「この顔ぶれがこれからの廃棄物業界を形作るのか」 との感触をつかむことができたし、参加して良かったのではないかと思った。