2012.12.25
ペレットストーブ
満を持して、、今回の新事務所建設の目玉とも言えるペレットストーブ導入について。
いつのことだったか、産廃協会の視察研修で訪れた会社でペレットストーブを見かけた。
木質ペレット、つまり間伐材などの木材を圧縮成型して小さなカプセル状にしたものを燃料として使用するストーブのことである。
我々の業界では廃木材を利用してペレット燃料を造っている会社もあることから、いつか廃木材を利用したペレットストーブを使いたいなあ、と思っていた。
その夢を叶えるのはこの機会しかない、と思い立ちペレットストーブを導入した。
そこで、こだわるのが林君。
かねてよりリサーチしていてストーブを「造る」ならここ、と決めていた鐵音工房(くろがねこうぼう)に注文する事にした。
御代田町に或る会社で、昔から 「軽井沢ストーブ」の名前で無骨で手作りの味のあるストーブを造ることで気にかけていた。
まずは工房を覗きに御代田町へ。
看板もない工房だったので国道18号線を2、3度行き来して、多分ここだろうなあ、、という場所に入っていく。
2、3名の若い職人さんがまさに手作りでストーブを造っている所をみるとようやくここが、鐵音工房だとわかった。
その時は社長が不在で、(一応)ショールームに(一応)展示してあるストーブを見ながら職人さんにあれこれ聞いて感触をつかんできた。
わかった事はやはりひとつひとつ手作りなので外装の装飾などはまさにオーダーで出来るとのこと、
そして単にカタチを造れば良い訳でなく、空気の流れなどを計算しないといけない技術的要素が重要である事、
そして、わずか数名で仕事をしているので、恐ろしく忙しいと言う事。
そんな感じで初めて工房を訪れたのが昨年秋の事であった。
それから社長と行き会い(これがなかなか難しかった)打合せをしてみたことろ、
実は、いまペレットと薪の両方を使用できるストーブを開発中とのこと。
この開発をさらに待つ事数ヶ月、
なんとか物に出来そうだということで我が社にその第1号機が納品となった。
納品の時もただ設置すればよいというわけではない。
タバコの煙でストーブ内の空気の流れを調節しながら煙突の高さを決め、
ゼンマイ仕掛けの燃料供給装置の速さを調節し、
などなど一日がかりで設定終了となった。
さてその効果は、、、、、、
いいねえ〜
炎を見ているだけで気持ちが和らぎますね。
今までの大変なことをすべて忘れてしまいそうな、、
心が温まるストーブである。