2015.04.7
いい日旅立ち その2
ついに息子も旅立つ時がきた。
思えば、「雨のイタズラ」だったとも言える。
昨夏の甲子園、雨で2日順延したおかげで、お盆に長野県代表の試合が行われる
事になり、息子とふたり試合を見に行ってから、彼の意思は固まったらしい。
前日までに寮への荷物搬入を終えての入学式。
(正確には入学・進級式という。系列中学からの生徒は進級ということだ)
入学式や卒業式のとき、私は生徒一人一人の顔や雰囲気をよーく観察するように
している。
面接などのときにどのような人物であるかを見抜くためのトレーニングでもある
と思っているので、そういうクセがついてしまった。
入場が始まると、1組2組3組と真面目で賢そうな生徒たちが入ってくる。
で、後半になってくると様子がガラッと変わり、丸坊主や私より背の高い子など
スポーツやってますオーラ出しまくりの生徒が入場してくる。
明らかに放っている雰囲気が違うその入場を見ていると、二つの学校が一緒に
入学式をしているようであった。
これが私学というものか、とその時理解した。
そして今年度より新しい校長先生を迎えたのだが、この校長先生も東京の有名私学
からきた人で、その話を聞いてみてなかなかの人物であることがわかった。
この校長先生がきたからには、学校がさらに発展していく、そんな期待感を持たせて
くれる人物だ。
息子の入学した高校
これからの少子化の厳しい時代に「勝ち組」に残るとみた。
入学式を終えて、二人で家に帰って、息子の部屋をみると、、、、
やはり寂しいものだ。
一つの時代が終わったな。