2015.04.10
聖なる入学式
パイプオルガンの壮大な響きは、ヨーロッパ・キリスト世界の歴史と権力そのもの
のように圧倒的な存在感で私に迫ってきた。
娘の大学入学式
パイプオルガンの演奏に続き、聖歌を歌い、
十字架を先頭に校旗が入場して、入学式が始まった。
総長以下角帽をかぶり、キリスト教の聖職者たちは正装をして入場してくる。
ドリフターズの聖歌隊した見たことがなかった私が、初めてみる本物の聖歌隊だ。
聖書の朗読、聖職者の祝祷、さらに聖歌の斉唱などキリスト教の儀式?に則った
入学式は誠に新鮮なものであった。
大学総長や学院長の式辞、キーワードは
愛 と リベラルアーツ
である。
キリスト教の博愛精神とリベラルアーツに基づく教育を通した人間形成を行う
大学ということだ。
うーん、我が母校明治大学とは全く違う世界である。
最後に校歌を斉唱。
この時のために同窓生の様に自分のものにしておいた校歌を高らかに歌い上げた。
愛の魂 正義の心
朝に夕べに鍛つ練つ
邦家に捧ぐる我等が母校
いい校歌だ。
敵ながらあっぱれという感じか。
(やはり野球部は敵であったが)