2009.01.8
愛産協
名古屋まで出稼ぎに来ております、みすず工業です。
と冗談めいて名刺交換をするものの、名古屋を中心とする東海地域は みすず工業にとって最重要地域といっても過言ではない。
平成の始め、当社が本格的に廃液処理事業に進出し始めていた頃はまだ高速道路の整備が十分ではなかったため、一般道で交通の便がよい名古屋方面へ営業エリアを拡大していった。
当時焼却炉メーカーから当社に引き抜いた、今は亡き才野さんが名古屋出身ということで、名古屋地区の営業開拓をひとりで、まったくのゼロから行ったのが始まりだった。
頭の先からつま先までの根っからの 営業人and名古屋人 であり、最初の1社を足がかりにお客様に企業を紹介していただきながら着実に拡大をして今の基礎を築いた人だ。
営業に同行させてもらった事もあったが、隣の人の携帯電話からも話の内容がわかる声の大きい人で、車で移動していると その甲高い声で私のほうを見て話をしてくれながら運転するのでいつも冷や汗をかいていたことも、今となってはいい思い出である。
ということで、愛知県産業廃棄物協会の新年交礼会に出席してきた。
長野県の協会とは違い3、400人は集まっているだろうか、大勢での新年会であった。
冒頭愛知県副知事のあいさつでは、来年度の予算組をしてみると総予算規模2兆3千億円に対して、県税の収入(財源不足)が4900億円の減だという。
改めてその景気の落下度を痛感させられる数字を突き付けられた。
しかし、これだけの人が集まるとやはり熱気があり、そのバイタリティーを感じるので、我々業界特にこの東海地域には底力があるのかなと思った。
今年も東海地区は目が離せない重要な地域である。