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2009.04.6

一人になる

中学校の入学式はなんと殺風景なものであろうか。入学式の会場に「花」を添えているのは唯一、ミロのビーナス像だけである。

 

附属小学校から附属中学へ。

隣の学校に行くこともあって、なんら感慨のないままに、信州大学教育学部附属長野中学校の入学式に出た。

 

小学校の時は児童の合奏 「1年生になったら」 で6年生に手をひかれながら新入生が入場してくると、会場も誠に華やかな、和やかな雰囲気に包まれていたのだが、中学は全く違った。

黒の学生服と紺の標準服に身を包んだ新入生はすでに大人に近い存在を感じた。

 

教室に行ってみると、机の上にはすでに配布された教科書がずっしりと積み重ねられている。

これはまた、大変だなと思った。

当たり前といえば当たり前だが、学校は勉強するところであるということを思い出した。

 

今朝も、ちょっと袖の長い紺色の標準服(制服というのはないらしい)を着た娘を学校へ送りだすのを見るにつけ、大人の世界に近づいてきたな、といううれしいような、さびしいような妙な気持になった。

 

附属長野中学校の学校目標は

   共に学び  一人になる

だそうだ。

 

一人の人間として人生をあゆみ始める準備をする。

それが中学校生活なのかもしれない。