2009.05.29
何やさん?
2009環境展へ行った。
といっても会場へは入らずにセミナー会場へ直行して、
処理業経営改善と廃棄物対策の新産業モデル
を受講した。
講師は新和環境株式会社 近藤社長。
昨年も近藤社長のセミナーを聴講していいな、と思ったのでリピーターになった。
もともと大学では物理化学を専攻していたバリバリの理系であるが、今は建設系廃棄物を扱う会社の社長をオーナーから任されている。
年のころは私と変わりないのだが、講義の内容は精神論に流されずに整理されていて、よく勉強もされていて、とてもかなわないと思った。
あらためて理系頭で物事を整理して経営することの大切さを感じた。
(もっともあまり行きすぎてしまうと 石田三成になってしまうが。)
セミナーの内容は、我々産業廃棄物処理業界の 「ライフサイクル」 を考察して今後どうすればよいのかということで
産業廃棄物業界は 生成期→成長期→成熟期 に達していてひょっとしたら→衰退期にはいるところ
その成熟期において今やるべきことはなにか
だった。
我々の産業も永遠に伸び続ける、そんな錯覚に陥っていたことを改めて思い知らされた。
今一度 みすず工業の今のポジションを認識すること、そして我々の事業の再定義が必要であると実感した。
つまり みすず工業は 「何屋」 なのか???
資源循環屋さん、廃液処理屋さん、金属回収屋さん、、、、
そしてこれからの時期、会社を大きくするには M&A(企業買収、合併)しかない、と断言していた。
M&Aか。。。