2009.06.8
66
国際青年会議所 アジア太平洋会議
つまり ASPACが閉幕した。
アジア太平洋地区の20あまりの国が集まる会議で、毎年この時期に開催されている。
日本での開催は2006年の高松以来だ。
青年会議所の定年は40歳なので、私はもうとっくに「卒業」しているが、この会議の誘致について自分たちの最後の年に誘致していた行きがかり上、お手伝いをした。
JC(青年会議所)は卒業して冷静になってみると、なんて無駄な労力をたくさん使ってきたのだろう、と思う場面が大変に多かった。
事業を行う時には、今思えば 「こんなことまでしなくても、、、」ということろまで、とことん会議をして準備をして、そしてとことん酒を飲んだ。
酒が飲めず、夜の宴席がいやで仕方なかった自分が、それなりに飲めるようになったのはこのおかげだ。
しかし、大いなる「無駄な」時間を過ごしてきたおかげで今の自分が成り立ってきていることも事実だ。
いろんなタイプの人に出会い、自分の器が小さいことを痛感し、人の上に立つことのむずかしさを学び、そして大きな苦労を乗り越えた末にたどりついた「達成感」という、得がたい果実をつかみ取ることができた。
自分の受け持ちが終わった後にはホームグランドに行って1966年の酒を飲んだ。
66年は自分の生まれ年であるが貴重でもあるため滅多に飲むことはない。
今回は特別
これで、何か人生ひと区切りついた気がする。
今までを振り返り、そしてこれからの生き方について考えながら66年を飲んだ。